◼️ おそらく兄は漢検は受からない
先週日曜日に漢検8級を受検してきました!
8月から始めた勉強は二人ともコツコツと進めてきたはずなのですが、兄と妹では定着度合いが全く違い、やはり困惑しました。
少しずつ過去問の点数は上昇していったお兄ちゃんですが、それでも試験前日の過去問の成績は108/150。
これはちょっと無理だなあ〜( ̄▽ ̄;)
不合格の可能性が高いので、
今回は受検回避したら?
と言ったところ、嫌がるお兄ちゃん。
(°▽°)「明日になったら140点くらいいくかもしれないから、受ける」
なるほど!明日になったら...
そんなわけないでしょ( ^ω^# )
なんなんでしょうね、この楽観的な感じ。
未知の反応で少し困惑。
* ツイッターで思わずボヤいたら、「子どもは意外に自分の状況を理解できない。よくあること」(意訳)というようなリプを頂戴しまして、はっとさせられました。ありがとうございます。
いかんいかん、相手は7歳児。
大人と同じ感覚でいてはいけません。
◼️「失敗させてみたら?」
お兄ちゃんと母のやりとりを見ていたパパ。
受検回避を勧める母に、パパは言いました。
パパ(´▽`)
「受験本番じゃあるまいし。失敗させてもいいんじゃない?」
あえて失敗させる!
どきりとするフレーズでしたが、パパの気持ちとしては「失敗から学んだらいい」。
母は、お兄ちゃんがそこまで大人な受け止め方ができるかについては懐疑的です。
日頃の様子を見ていても、お兄ちゃんはまだまだ幼いのです。
しかし、幼いからと言っていつまでも口当たりのよい状況ばかりに馴れさせ続けるのも、確かにちょっと違うのかもしれません。
パパ(´▽`)
「漢検取るのがゴールじゃないでしょ。日頃の成果を確認するペースメーカーなんだから、受けて落ちて、日頃の学習のクォリティを振り返らせるキッカケにしたら?」
というパパの言葉にそうだねと思い、
お兄ちゃんは漢検を受検し.....
撃沈( ̄▽ ̄;)
「結果はまだ分かんないでしょー!」( ・∇・)
と言っているお兄ちゃんですが
(前向きすぎ!)。
手ごたえがなかったのは
自覚しているようです。
( ・∇・)「うーんとね、2月も8級を頑張る!」
すでに次回を見据えています( ̄▽ ̄;)
....と思ったら。
( ・∇・)「ついでに7級も受けたい!」
( ̄▽ ̄;)「ん!? いやいや、却下!」
やっぱり、状況がちゃんと見えていないようです( ̄▽ ̄;)
ホントアホですね。というよりアホ可愛いんですね、困ったことに。
◼️ 妹ちゃんは小4漢字を始める
8級に手ごたえを覚えているらしい妹ちゃん。
過去問の出来からも、よっぽどの大ミスがない限りは、大丈夫かなあと(楽観的?)見ています。
おねだりに負けて、4年生の漢字の問題集をスタートさせました。
今回まず買ったのはこれ。
- 作者: 陰山英男
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辞書引きは出来ますので意味がわからない言葉は調べるようにしていますが、なかなか手間がかかるので助かります。
が、文字を隅々まで読んで理解しているかの確認は必要ですね。
妹ちゃんはあまり心配していないんですが、これがお兄ちゃんになると.....文字を積極的に読みたがらないお兄ちゃんにもしこれを使わせようとした時は、チェックが必要そう。
来年2月は7級を受ける気マンマンの妹ちゃん。
8級の反省(学習時間が短かったので大変だったとのこと)を生かすべく?「早く問題集を買って!」と催促を受けました。
「4年生の漢字」が終わったら、いちまるかリーダードリルで復習して、過去問を始めたいね....そんな会話でざっくり計画を打ち合わせして、4年生漢字をスタートした次第です。
◼️ 漢字学習のモチベーションはどこから?
妹ちゃんは、学校では「漢字博士」といわれているそうです。お調子者なので、周りから持ち上げられて得意げになっているのかもしれません...( ̄▽ ̄;)
ただ有り難いのは、授業や宿題で未習の漢字を使っても、担任の先生が許してくれていることです。みんなが読めるように読み仮名を付ければ良い、とのこと。妹ちゃんが送り仮名を間違えたりした時は訂正もして頂いたりなど、お忙しい中有り難い限りです。
母の小学校時代は、未習分野を学校で使うのはNGだった記憶がありますので、この違いには面食らいました。先生によって対応が違うのかもしれません。
先日貰った「あゆみ」でも、先取り学習について先生が触れて下さっていまして、国語に関しては「日常生活の中で積極的に上級学年の漢字を使っており、しっかり定着できていると見受けられる」とのこと。
漢字学習にそんなに時間を割くのはどうなんだろう?と迷いもありつつ、時間のある低学年のうちは、本人の意欲任せで漢字を進めていくのもいいかもしれない、とも思っています。
目下、妹ちゃんの目標は、
↓この本をはやく自分で読めるようになるということ。
- 作者: リザテツナー,Lisa Tetzner,酒寄進一
- 出版社/メーカー: あすなろ書房
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↓こっちは読んでいる途中。全部ふりがなが付いているので有り難いです。
世界名作劇場/ロミオの青い空 (世界名作劇場ジュニア・ノベルシリーズ)
- 作者: リザ・テツナー,鏡京介
- 出版社/メーカー: 竹書房
- 発売日: 2012/11/20
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「黒い兄弟」は、世界名作劇場「ロミオの青い空」の原作です。
アニメ版を全話見ました。
母も子供の頃に見ていました。
ロミオの前向きな姿とアルフレドの芯ある生き方に心打たれます。なにより、アルフレドとロミオの友情が素晴らしい。結末がどうなるのかもドキドキハラハラと魅せてくれる良アニメです。
DVDでこれを見せたところ兄妹は大ハマりしまして、主題歌を毎日口ずさんでいます。
妹ちゃんが原作を読みたがったので「黒い兄弟」も買ったんですが、未習漢字が多く、読み仮名もなく、言葉も小1には難解なものも多く使われています。
妹ちゃん(*'▽'*)
「漢検で漢字の勉強したら、ロミオの話をもっとスラスラ読めるようになるよね? だから7級も頑張りたいの」
というのが、「どんどん漢字を勉強したい理由」だそうです。
(原作にはロミオ出てこないんですけどね...)
頑張れ頑張れ、興味の赴くままに。
親は応援しか、できません。