◼︎ 表彰式に行ってきました
これもだいぶ前の話。
今年の3月のことです。
日本漢字能力検定協会より招待されまして、京都で行われた成績優秀者表彰式へ出席しました。
招待されたのは娘になります。
今年の1月。受賞候補として選考中との連絡を受けていました。
そんな表彰式の存在など全く知らず。
(わたしの時はそんなの無かった。)
もうとにかくとにかく、ビックリ!
娘には驚かされてばかりです。
半信半疑でネット情報を検索したり、ブログ記事を読んだりして事前情報収集。
選考の基準がイマイチ分からなかったのですが、どうやら同級最高点取得者の中から若年順(同学年であれば誕生日が遅い順)に選ばれているようです。
娘は早生まれ。
生まれた順ならば、同学年ではほぼビリです。なのでたまたま選ばれたのでしょう。ラッキー(?)です。
「選考中です」の電話連絡から二カ月。
3月に入っても、漢検協会からは何の音沙汰もありませんでした。
最終結果がどうなったのか不透明なまま、春休みの講習案内を塾から貰う。
ちょっと悩み...娘の春期講習は申し込まないと決定。
もしダブルブッキングしたら、娘は漢検をとるに決まっています。
季節講習を欠席したのは初めてです。
四谷大塚から何か言われるのでは?とヒヤヒヤしていましたが、特に何もなく...。
そして3月の始め。式の3週間ほど前、漢検協会から速達が届いたのでした。
◼︎ 観光がてら、家族みんなで京都へ
表彰式は2時間程度で終了なので日帰りでも良かったのですが、せっかくの春休みだし、ついでに観光もして帰るか〜とのことで、蓋を開けたら3泊4日のプチ旅行となりました。
夫、息子、私は、受賞者の関係者として入場できました。
事前に届いた出席確認書に、同行者の人数を書けばオーケーです。(この確認書の〆切が非常にタイト。仕事の調整にヒヤヒヤしました)
なお、娘の分は往復交通費が出ます。
表彰式の服装がどんななのかよく分からなかったのですが、学生さんは制服の方もチラホラいつつ、大半がフォーマルな装いでした。お着物の方もいらっしゃったり。素敵でした。
娘は最初、ピアノのコンクール等で着たドレスで行くのだ!と張り切っていましたが、それだけは絶対にやめてくれ!と切にお願いして、フッツーのフォーマルで出席。あやうく浮くところでした、良かったです...。
授賞式では、各級でインタビューがあり、事前アンケートで書いた内容を元にインタビューを受ける人が決められているようです。
全国200万人の中から選ばれるだけあって、どの方も漢字学習に対する情熱が凄い!ちょっと圧倒されました。
息子や娘より小さな子が登場することもあり、関係者席で式の様子を見ていた息子は「スゴイ」と何度も呟いていて微笑ましかったです。
娘は緊張した面持ちで登壇。
いつもはくるくる笑いながらお喋りの止まらない娘が、神妙な顔つきで表彰式に臨んでいます。
いつもいつも、小さく産んじゃってごめんね...とか、本当だったら1学年下の子達と机を並べるはずだったのに...とか、なかなか大きくならないなあ...とか、身体が弱くてすぐに体調を崩しちゃうとかetc etc...とにかく!成長面で悩ましいことの多い娘。私がつい周りと比較してしまって、小さい生まれで早生まれって損だなあとか思うこともありました。
でも、いつのまにかしっかり育ってくれて、シャッキリと舞台に立っているわけです。なんだかじんわりとそれを実感出来て胸がいっぱいに...(大袈裟ですね。発表会などの舞台があるときもいつも涙ぐんでしまうタチなのです...)。
早く生まれるのも悪くないじゃない、と前向きな気持ちにさせてくれました。
無事にすくすく育ってくれている娘に、本当に本当に感謝。
表彰式の帰り。
「京都に連れてきてくれてありがとうね」
娘にそう伝えたら、娘はニッカリ笑ってこう言ってくれました。
「また連れてきてあげる!」
とっても無邪気に笑う娘。
本当に前向きで、頑張り屋な、自慢の小さな娘がキラキラ笑うので、(まあちょっと「自信過剰だなあ」とか思っちゃったけど!それについては子どもならではですし、何も言わずに)ただただ私も笑って、「楽しみにしてる!」と返したのでした。
全国の優秀な漢字好きさん達に触発された部分も大いにあるでしょう。学習に対する情熱的な言葉の数々に、私自身も自然に背筋が伸びるような、そんな気持ちになりました。
今後も娘の興味の赴くままに、やらせていきたいと思います。時間がある低学年のうちに気の済むまでやりきってもらいたいものです。
貰った賞状はとてつもなく大きくて、
娘の身長の半分近くありそう。
また賞状が増えた!と娘はとっても喜んでいました。
あと、
クリスタルな大きなメダルや、
いちまる(漢検キャラクター)のバッグなど、
記念品を頂きました。
ありがとうございます。
全部、娘の宝物です。
次の記事で、京都観光の話を軽く書こうと思います。(と言いつつ書きそびれるかもしれませんが)