スパルタ母と兄妹たち(2023終了&2024)

2010年生まれの兄と2012年生まれ(早生まれ)の妹の中学受験準備の日々を記録します。

この1ヵ月まとめと、アニメと、インターネット算数と

◼️諸々中止で仕方ない、が、個人的には残念に思う

休校のまま春休みに突入して、あっという間に4月になり、ついに緊急事態宣言きましたね。

小学校は5月連休明けまで休校とのこと。
サピックスも休講。
娘が目指していたピアノコンクールも実質中止となり、意気消沈しています。毎日かなりの時間を練習に割いて頑張っていただけに、泣く娘を前にしてさすがの私もちょっと落ち込んでしまいました...。

あと気になるのは、キッズbee と統一テスト、漢字検定です。

キッズbee は申込開始を延期中。
全国統一小学生テストは当初予定より1ヶ月ほど実施日をずらしたようです。
漢検も実施方針について但し書きをつけています。

ちょっと厳しい気がしてきています。
それどころではないと言いますか。

3月からこの1ヶ月。
我が家は遠出は一切せず。
ほぼ引き篭もり生活を送っておりました。
まだまだこれが続くのかと思うと、ちょっと息が詰まりそうですね。

仕方ない。仕方ないんですけど。分かっているんですけれど。ど。ど!

諸々の中止、残念だ〜!
ネットで個人的に嘆く分には自由だろうと思い、書き散らします。残念だ~!

◼️おやすみの間の過ごし方

しばらく塾は自主休講としておりました。
娘は春期講習も申込せずです。

自宅学習、頑張っております。
学校の時間割のようなコマ割に合わせて教材を配置してやってみましたが、意外にいけますね。子どもたちは、算国理社に昼前は家庭科もどき、午後は体育もどきと音楽もどきと言った授業(?)を毎日楽しんでくれています。

と言っても、ここまでみっちり子ども達にくっついて色々してやれるのも、今週までとなるのですが(来週から仕事復帰です...が、状況的にどうなるのかなとまだ未確定な部分も多く)。

◼️引き篭もりの息抜きとアニメ

引き篭もり学習の合間は息抜きを、と。

息抜き1。
自宅近くの小さな公園で遊ぶこと。
ほぼ毎日です。身体をうごかすと、特に息子は情緒が安定します。

息抜き2は、本。
図書館予約と、進研ゼミの「まなびライブラリー」をフル活用。2人ともチャレンジ会員なのに、これまであまり利用せずにきました。本はやはり紙が良いという私のこだわりもあったためですが、背に腹は代えられません。娘は怪談系の本ばかり読み、息子は昆虫にどっぷりです。

息抜き3は、アニメ。
TLで見かけた「鬼滅の刃」をAmazonプライムで見せてみたところ、大変なハマり様でした。ちょっと流血シーンが多いですが、あくまでファンタジーと理解し楽しんでいる様です。漫画も欲しいと言うのですが、それはお小遣いで買ってね!と言いました。

あと、色々見せたんですが特に強く印象に残っているのは「銀の匙」というアニメ。
これが大変良かった。

◼️「いただきます」の意味を問う


*画像は公式サイトよりお借りしました。

息抜きアニメ「銀の匙」。
面白かったので簡単に書いてみます。

中高一貫の超進学校での競争に心折れた少年が、農業高校に途中進学して農業生活を満喫するという話です。

エピソードのひとつひとつ、結構刺さる言葉が多い。

特に息子は毎回続きが早く見たいと言いながら、真剣な眼差しで見ていました。

農業の現状、命の価値観、人生観、たまにラブコメ...と盛り沢山。
勉学第一主義の父と主人公の関係や、成績優秀な兄に対する劣等感などもほんのり描かれていて、思わず途中で読解問題を出したくなる様なエピソードも多い。

また、怪我をした経済動物の処分タイミングが違う2つの農場の対比的な描写については、その異なる経営方針が持つ功罪について、子ども達とディスカッションを試みてみました。「可哀想」というワードがよく出ましたが、それはどういう立場からの言葉なのか。見方を変えると、正しいとか正しくないとかざっくり美しく色分けできない世界や価値観があるということ。全編通して、あえてわかりやすくシンプルな構成にしている節があるので実際はこうも単純な話ではないと思いますが、多少は考える機会を作れた気がします。

さらに、豚に関するエピソードが大変秀逸。思わず途中で子ども達に質問したんです。

「ご飯を食べる前に、どうして<いただきます>と言うと思う?」と。

この時の子ども達の答えと、アニメを全部見終わった後に同じ質問を投げた時の子ども達の答えが、完全に別のものに変わったんですね。これはとても興味深い変化でした。

酪農の様子や馬など小ネタも多く、知識を得るとっかかりにもなりました。そして何より「いただきます」の意味を追体験出来る良いアニメでした。

◼️学習教材あれこれ(娘の場合)

さて、引き篭もり中の学習進捗の話です。

四谷大塚の高速基礎マスター。
算数は選択可能分は全て終わりました。
国語はまだちょっと残っていますね。

あとは淡々と算ラボやらキッズbee やらを進めています。キッズbee はトライアル過去問は終了し、ファイナル問題がもう少しというところです。終わったら何をしようかな?

Z会の中学受験コース4年は、4月号分の4教科は終了。添削問題等はもう少し難しくても良いなあと言うのが本音です。大学受験コースはあんなに練度の高い問題ばかりだったのにと、あのイメージで中受コースを見てしまいがちになるのはよろしくないかもしれないですね。

未だにやめられない(本人が継続熱望)チャレンジ4月号は、3月のうちに終わりました。

Z会英語も手持ちがもうありません。

暇になったら可哀想だなと思って、3月にIMA(インターネット算数・数学アカデミー)に入会しました。

*Webの作りも手続き方法もふた昔前を思わせますが、内容は気に入っています。

ちょっと難しい算数の問題が、1ヶ月12問(*16問と誤記していましたので訂正)、月の初めと中盤の2回に分けて配信されます。

4月からオイラーコースとなりましたが、今月前半の8問については既に解答送信完了したようです。難問もありますが、手の届かない難しさと言うわけではなく。じっくり問題に向き合える姿勢が本人に備わっている場合は向いていると思います。

なお、ノーヒントで解くと10ポイント、ヒントひとつ見ると6ポイント...といったようにポイント制となっており、ポイントを貯めると賞品が貰えるようです。

あと、キッズbee や算数オリンピックの過去問が全て見ることが出来ます。これはとても嬉しい!!キッズBEEが終わったら、10年以上前のジュニア算数オリンピックの過去問本から順番に買い集めてみようかなと思っていたのですが、収集せずに済みました。

特珠算のまとめページもよく出来ていて、私も眺めるのが結構楽しいです。

◼️学習教材あれこれ(息子の場合)

サピックスの春期講習は休んだ息子。
たまったサピックス教材については、先日ようやく受け取りました。
(そういえば、3月組分けテストは受けました。成績表も頂いたので、どこかで記録します。)

サピックスは春期講習5日分の教材+平常授業分の教材! デキルお子さんにとっては大した量じゃないかもしれませんが、少なくともうちの息子にとっては途方もない、とんでもない分量です。

なんとかなんとか...息子と一緒に取り組み中。

算数はそう難しくないのですが、ネックとしているのが理科と国語になります。

理科は量が多く、国語はとにかく息子が苦手意識を持っていますので、すすめるのが辛そう。

息子は今はサピックス教材でアップアップしておりますが、3月は並行してZ会の算数やサピックスのベイシック、特進クラス問題集、作文プリントなどにも少しずつ取り組んできました。

特進クラス問題集、やらせてみたら意外に解けるので、本人よりも私の方が感動している気がします。1年ちょっと前まではハイレベ算数すらさっぱりだったような気がしているのに?と奇妙な感動がこみ上げてくると言いますか。成長したなぁ~!

もちろん、難問はまだまだ全然解けません。もう少し粘りが欲しいし、問題に向き合う姿勢が欲しい、と思うことも多々あります。ここから成長してくれるんでしょうかね?よくわかりませんが、とにかく息子の算数にちょっと感動したり、国語の出来なさに2人で落ち込んだりイライラすることもありつつも、最後は社会の珍回答にずっこけて笑って終わるみたいな、そんな楽しい毎日です。

ただ、サピックス教材が入ってくると、市販教材はなかなか進まないですね。トップクラス問題集などの3年がまだ残っているので終わらせてしまいたいのですが。また長い休校期間ですので、気負わずやっていこうと思います。


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