スパルタ母と兄妹たち(2023終了&2024)

2010年生まれの兄と2012年生まれ(早生まれ)の妹の中学受験準備の日々を記録します。

2023年 中学入試

お久しぶりです。
2月2日、息子の受験校の控え室にいます。

2018年2月から始まった息子の中学受験生としての生活がもうすぐ終わるのかと思うと、嬉しいような寂しいような、そんな不思議な心持ちで、昨日2月1日朝、息子を学校まで送りました。

別れ際、あんまりいい声かけは出来なかったです。
頑張れはプレッシャーだよね、とか、楽しんでこい、もなんか息子には違う気がするし、、、と、あれこれ考えていたら、ポローと出たのが、
「お母さんはね、受かっても受からなくてもどっちでもいーからねー」。

息子は「エー!?(それ酷くない?)」な表情で、学校へ...。いや、真意としては「お願い、緊張しないでくれよー、肩の力を抜いてくれよー」と思ったからなんです。絶対受かるからね、なんて言ったらむしろ絶対ダメそうなんです、息子は。
本当にプレッシャーに弱い子です...。

1月校は上旬下旬で地方校含めて5校を受験しましたが波乱がありました。
某校にてまさかの不合格に本人は大泣き...。
小学生の受験の難しさってこれのことかぁ、と思い知りました。

第一志望校がダメだったらここが本命、くらいに思っていた学校だったので、息子はかなりショックだったようです。泣くのは当然ですよね。
親としては申し訳ないというか何というか。

志望度が高いと緊張しただろうし、窓際で換気の時は寒かったというのも本当だろう、でも結果が全てです。どうしようもない。前を向くしかありません。

泣いている息子に「大丈夫、ぜーったいに君を迎えてくれる学校があるから」と言い聞かせて抱きしめました。普段だったら「ぎゃー!きもちわる!」と言って逃げる息子(ひどい)が、その日はされるがまま。私の言葉に泣きながら小さく小さく何度も頷く息子を見るのは、本当に辛かったです。

その後。
息子は目の色を変えてひたすら理社のコアプラスを繰り返し、算数の苦手ゾーンである場合の数と立体切断の過去問を繰り返しました。
もう別人。なんだ、実はちゃんと集中して出来るじゃないの。

もっと早くにそうなって欲しかったなと思うと同時に、それだけのことが息子の中に起きたのだなと。そういう経験が出来て、ある意味良かったのかも知れないとも思いました。

そんなこんなで迎えた昨日2月1日。
午前受験の学校は持ち偏差値よりも高いです。

「難しかったー」試験後に落ち合って開口1番に泣き笑いのような顔で伏せ目がちにそう言った息子。

本当にお疲れ様。
私自身は中学受験をしたことがありません。
全てが初めてだらけでした。
息子がここまで連れてきてくれました。
本当に本当にありがとう。
そんな気持ちで、第一志望校を後にしました。

まだ今日も試験があります。
今頑張っていると思います。
最後まで走り抜けてほしいです。