スパルタ母と兄妹たち(2023終了&2024)

2010年生まれの兄と2012年生まれ(早生まれ)の妹の中学受験準備の日々を記録します。

転塾顛末と、SAPIXから頂いたメダルの話

◼️ 娘、メダルを貰い調子に乗る


入室テストの成績表が届くよりも前に、
娘にはSAPIXから郵便が届いていました。

これです。

成績優秀者がもらえるメダルだそうです。
何にも知らなかった情弱な我が家、
一体ナニコレ(´⊙ω⊙`)と目が点になった土曜日の夜でした。
慌ててネットをググりまくり。

今まであまりSAPIXにそこまで興味がなく...カリキュラムの比較で参考にしていた塾選びの本にはこの手の話は載ってなかったし、ネットのブログも四谷大塚に通っている方のばかり読んでいたのでナンジャコリャ状態でした。
もっと色々興味を持たないとダメですね(反省)。


後日参加した入室オリエンテーションで通塾の手引きを頂きました。

それによりますと、
毎年3月、7月、1月に組分けテストを行い、基準を満たすとメダルが頂けるとのこと。
今回の入室テストは、この組分けテストと同じものを受けていたらしいのです。

小学1、2年生の基準:
1位〜5位 金メダル
6位〜15位 銀メダル
16位〜30位 銅メダル

小学3年生の基準:
1位〜10位 金メダル
11位〜30位 銀メダル
31位〜60位 銅メダル

となるそうです。

組分けテストは範囲なしの実力テストで、クラス昇降も無制限。メダルがあるのもこの組分けテストだけだそうで、特別なテストのようです。


突然のご褒美に娘は大喜び!
わたし、やっぱりSAPIX に行こうかなあ
などと言い出す...。
調子に乗っている娘です( ˙-˙ )。

「あと1点下だったら貰えなかったんだよー?」

試しに現実を突きつけてみた母に対して、娘はそれでも夢見がち。

「でも算数の問題が100点だったら、銀だったんでしょ?頑張るから次は銀メダルが欲しい♡」

おおお..前向きです。
(次もテスト受けると誰が言ったんだい?誰も言ってないよー!)

頑張りゃなんとかなるとか思っている辺り、キラキラ夢に溢れていて眩しい...。
私はメダルなんてもうこれっきりだろうなと思っているので対照的ですね。
この無邪気さ、大切にしたいです。


タラレバなぞどうでもよいのですが、兎にも角にも成績優秀者一覧を見て、1点や1問のシビアさ、重みを娘は思い知ったようでした。


それにしてもです。
テストを受ける前は、
わたしは絶対四谷大塚をやめないもん!
と言っていた娘がですよ。

メダル1個でコロリとやられてしまい、わたしゃ困惑に困惑しましたですよ。

息子はテスト受けた直後から
SAPIXに行きたい
と言い出していまして(どうやら算数の練習問題が面白かったようです)、こちらにも困惑していた矢先でありました。


娘のメダルを見た息子、
「いーなー!いーなー!ぼくも欲しいなー!」と。

SAPIXに入ってメダルをとりたい」と言う息子。そりゃかなり大きく出たなあ( ˙-˙ )と、息子の成績表をみて苦笑するしかなかったです。

目標を持つのはもちろん自由です。
頑張りたいなら母はトコトン付き合うよ〜。

ただですね、こういう目先のニンジンに振り回されるのはちょっと勘弁だなぁとも思います。長い道のりの途中でたまたま落っこちてきたご褒美、くらいにとどめておき、少なくとも親は冷静に付き合いたいところです。

◼️ 四谷大塚の入室テストと比べて


年度がもう違うので、難易度についてのコメントは出来ませんが、入室基準は四谷大塚の方が高いと思います。

息子は小1の11月全統小の偏差値が45でした。

なので、あの時点では入塾許可証は貰えなかった筈です(ちなみに当時テストを受けた場所は最寄りの早稲田アカデミーでした)。

息子は1ヶ月半勉強をして、四谷大塚の入室テストをわざわざ受けに行きました。ちょうど1年前になります。

当時のテストの記録を手帳に残していたので転記します。

2018年1月 四谷大塚入塾テスト結果:
・娘 (当時 新1年生) 90点/100点
・息子(当時 新2年生) 国語63点、算数78点、二科141点/200点

恐らく6割は最低でもないと不合格です。
難易度も当時のテストとしてはそれなりのレベルで設定されていたと思います。

対して、SAPIXの基準は4割得点。

この違いが入塾後にどう作用するのか。
私には想像もつきませんが、それぞれの塾の持つ特徴として興味深いなと思います。(もちろん、テスト難易度が実は全然違うだけかもしれませんが)


◼️ そして転塾へ


さて、転塾顛末です。

結論から書きます。

・娘 : 四谷大塚のまま
・息子 : SAPIXへ転塾

となりました。

正確に言うと、息子は四谷大塚を休塾します

息子が四谷大塚をやめると、週2の塾の日にうまい具合で娘の習い事と息子の習いごとがスライドでき、しかも娘も息子も習い事をひとつも辞めることなく四谷大塚SAPIXにも通える算段がついたためです。

ただし、もうひとつの習い事の調整もうまくいけば四谷大塚の土曜コース(週1通塾コース)に息子が通うことも可能なので、散々悩みましたが休塾扱いにして頂き、SAPIXに通いつつ調整を待とうということにしました。



休塾の制度があるなんて知らなかったので、いきなり「辞めます!」なんて言ってしまったことが、今思えばとても恥ずかしく...。先生には親切に教えて頂き感謝です。



塾の規約にも載っていなかった?(見落としたのかも)と思うし、ネット上でも休塾制度はないという記述があったりで惑わされました。やはり最後は、直接コミュニケーションし自分の目で知り得た情報で判断するのが一番なのだなと反省しました。

なお、休塾期間は最大で6ヶ月。
この間に、最終的にどうするか(完全に転塾するかどうか)決めなければなりません。


私としてはSAPIXは実は不安です。
今の四谷大塚をとても気に入っています。
息子にSAPIXは向いていないような気がしています。

反面、息子の通ってみたいという発言も無視できず、習い事も塾もと考えた時に、条件を満たしたのがこの選択でした。


ただ、子どもの言うことはコロコロ変わるものです。真に受けないように、判断期間が必要(我が家では)。

やっぱり四谷大塚がいい!となってしまったら、もどる選択も用意しておきたいです。

実際、娘などは、

え、SAPIX?行かないよ?せっかくS組になったんだから。でもテストだけなら受けたいなあ♡」

などと、メダル貰った翌日には意趣返し( ˙-˙ )...子どもって、ホント瞬間瞬間を生きているんだな...と改めて思いました。


塾の近さで言ったら
四谷大塚よりSAPIXの方が自宅に断然近いので通いやすさは抜群になります。送迎の必要がなくなるので、親としてはラク

拘束時間もSAPIXの方が少ないですね。

良い点はいっぱいあります。
それでもなぜか漠然とした不安があります。

ネットなりなんなりに、情報ならたくさん転がっているわけです。どれも参考になり、ありがたい限りです。

だけどそれは、発信された方のお子さんを通した見え方なのだということを忘れないようにしようと思います。

子どもは一人一人違います。
自分の子ども2人ですら、真反対すぎてどうアプローチしていくか悩んでいるくらいです。

漠然としたこの不安は、対象を自分の目で確かめていないからだと思います。

気軽に塾を変えられるのも、たぶん低学年のうちだけ。塾のカリキュラムが本格的に始まったら、こんなカンタンに迷うことすら難しくなってくるかもしれません。

今のうちに自分の子ども達に合うかどうかは実際にやってみて、カリキュラムにハードにソフトに...いろんな側面から判断しようと思います。



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