「野菜よりパソコン」ですって
ゴールデンウィーク前半に、科学館へ行ってきました。
理科の実験講座?の予約をしていたのです。
テーマは「野菜の細胞を観察する」
妹(*'ω'*)「わあ、おもしろそう!」
母( ̄▽ ̄)「えっ? 細胞って知ってるの?」
妹(*'ω'*)「えっ? 知らないよ?」
ズコー( ̄▽ ̄)
妹ちゃんは、とりあえずなんでもかんでも「面白そう!」って言うのです。なぜか。
たいして、お兄ちゃんは...
兄(°▽°)「野菜嫌い。食べたくない」
母( ̄▽ ̄)「...食べないから。観察するだけだから」
兄(°▽°)「野菜よりパソコン!パソコンがいい!」
野菜にめちゃくちゃ拒否反応( ̄◇ ̄;)
お兄ちゃんの大嫌いな野菜は人参とブロッコリー。
ちなみにその2つは、妹ちゃんの大好物。
パソコンは、以前科学館へ連れていったとき、ロボットプログラミングの体験をしたので、それを思い出したのでしょう。
あれ以来、お兄ちゃんはずーっとパソコンが欲しいと言い続けてますが、んなもん与えたらどうなることか...:(;゙゚'ω゚'):想像したくないので、一旦保留としているのです。
とりあえず野菜じゃ!( ̄▽ ̄)
問答無用で科学館へ連れて行ったのでした。
顕微鏡を使った観察は初めてで...
講座のテーマは大きく分けて2つ。
- 野菜の細胞を観察する。
- 野菜の葉からDNAを採取する。
手を動かす前に、細胞とは何か?かんたんに説明が入ります。10数名の小学生+保護者の方々が真剣にスライドを見つめる...横で、妹ちゃんは実験道具を触りたくてうずうず。
妹(*'ω'*)「ねーこれ何?」(スライドガラスさわる)
母( ̄▽ ̄)「スライドガラスだよ。今からプレパラートを作るんだよ、って先生お話してるよ?(ちゃんと聞いてくれ)」
妹(*'ω'*)「プリペラート?なんかプリキュアみたいだねえ」
母( ̄▽ ̄)「....(いや、どこが?似てないけど)」
終始こんな感じ。好奇心旺盛。ただ、ちょっと静かにしてほしい( ̄▽ ̄#)
↑こんな情けない感じですけど、学校ではちゃんと先生のお話を聞いているそうで、「お話を聞く姿勢が出来ていて感心します」とか家庭訪問では言われたので驚愕です。前の席に座っているのでよく褒めて頂いているそう....ホントかい...?別のお子さんと勘違いされていないことを祈ります...:(;゙゚'ω゚'):
お兄ちゃんはぼーっと無反応でスライドを眺めるのみ。
今回はパパもいっしょに参加します。
パパ+兄と母+妹のペアに分かれて、野菜の細胞観察開始。
使ったのはタマネギとニラです。
(観察手順メモ)
- 薄皮を剥いて、スライドガラスにのせる。
- 酢酸オルセインを一滴たらして、カバーガラスをかぶせる
- 顕微鏡のステージにプレパラートをのせる
- 最初は低い倍率で観察しやすそうな対象箇所を見定め、対物レンズを回して倍率をあげる。
- 細胞壁と細胞核がくっきり見えたところで観察して、結果を絵に描く
こんな感じです。
特に2人の興味を引いたのは、顕微鏡。
兄(°▽°)「Z会の努力賞にのってたやつだ!」
目を輝かせるお兄ちゃん。(いや、たぶんz会のより上等な顕微鏡でしたが、それはともかく)
あれ?そんな興味あったっけ?意外な反応を見れて、母はちょっと面食らう( ̄▽ ̄)
上はお兄ちゃんの観察記録。
下は妹ちゃんの。
顕微鏡は2人で1台なので、交互に観察して描きました。
妹ちゃんのが特徴よく捉えられています。
頑張れお兄ちゃん( ̄▽ ̄)
日頃のお絵描き好きが嵩じたのか、DNA採取の実験に入らないといけないのに、妹ちゃんはいつまでも描いている....( ̄▽ ̄#)
中断させるのも可哀想だったので、あまり手を出したくないなぁと思いつつ実験のお手伝い。
ここで悲劇が起こります....。
DNA採取〜「こんな青汁じゃないから」
(DNA採取手順メモ)
- みじん切りしたタマネギと10%食塩水をジップロックに入れ、袋の上からよく潰す
- ジップロックの中に洗剤を5滴投入
- タマネギと洗剤を泡だてないように静かに揉み込む
- ビーカーにコーヒーフィルターをかぶせ、ジップロックの中身(タマネギと洗剤)を投入してろ過する
- ビーカーにたまったろ液を、遠沈管に5ミリリットル取る
- エタノール7ミリリットルを遠沈管に静かに入れる
- エタノールとろ液が二層に分離したら糸状のモヤが出る。これがDNA。
さて、うまくできたかと言いますと....
母は失敗しました( ̄▽ ̄)
いつまでたってもエタノールとろ液が綺麗に分離しない( ̄▽ ̄)
待てども待てども( ̄▽ ̄)
さらに待てども待てども....( ̄▽ ̄)
...( ̄▽ ̄;)
.............(゚ω゚;)
..................(´;ω;`)
妹(*'ω'*)「ニラ描き終わったよ♡まだ?まだ出ないの?」
母(´;ω;`)「ウン...まだ...や、絶対出ると思うんだけど」
妹(*'ω'*)「まだ青色だねえ。ぜんぜん出ないねえ(声でかい)」
母(´;ω;`)「...(そんな大きい声で言うなっ)」
「出た!」「白い!」「どれがDNA?」
そんな声がそこかしこから上がる中、母の手には青い液体が青々と。(洗剤の色)
母と妹ちゃんにたれ込める暗雲...。
そこへ補助のボランティアおじさん先生がやってくる。
おじさん先生(=^▽^)σ
「あちゃーうまくいかんかったの!? すっごい青いじゃない。なんでこんな青いのよ!?」
母(´;ω;`)
「...ハァ...なんでですかね...?(先生っ声でかいっやめてっ、もう私のライフゼロに近いのっ)」
おじさん先生(=^▽^)σ
「まーうまくいかん人もたまにはいるけどねえ。ありゃ?お隣は出来てるじゃない?」
母(´;ω;`)
「え...?」
隣を見れば、美しく完全分離したろ液を手にドヤ顔しているパパとお兄ちゃんが....。
妹(*'ω'*)「わあ透明だ!白だ!これがディーエーディー?」
↑誰も妹ちゃんにツッコミ入れない( ̄▽ ̄)
パパ( ´ ▽ ` )「....そっちの色、ヤバくない?もろ洗剤じゃん」
兄(°▽°)「うん、すごいヤバい色している」
母(´;ω;`)「ウッ....(これぞ泣きっ面にハチってやつだな。今度お兄ちゃんに教える時にこの話をしよう.....とか思いつつやっぱりグサリとくる)」
おじさん先生(=^▽^)σ
「いやあよかったよかった!これですよ、これ!こんな青汁じゃないから!お母さん、ちゃんと勉強してね(ポンと母の肩を叩く)」
↑青汁ってなんだよ!似ても似つかぬアクアブルーなんですけど!!
妹(*'ω'*)「あーあ、ママじゃなくてパパとやれば良かった」
↑無邪気に人の心を抉る6歳児
母(´;ω;`)「.....」
みんな酷い言い様。゚(゚´ω`゚)゚。
敗因は洗剤の入れすぎだと思われます....
先生に入れてもらうんですけど、なんか説明しながら入れてくださってて、明らかにに5滴どころじゃない量が.....ドッバドバと.....。
はい、人のせいにしてはいけません( ̄▽ ̄)
お兄ちゃんはパパのリードでうまく出来たようで、すごく嬉しそうな顔。
妹(*'ω'*)「パパがいて良かったねえ。ね、ママ?」
母(´;ω;`)「ウン、そだねー」
↑綺麗に分離したDNA(パパとお兄ちゃん作)
分離した液体真ん中あたりに見える糸状の白い物体です。
※実際はタンパク質等が混在しているので、純粋にDNAを視認したとは言えないと思います。
え?母のですか?写真撮る前に妹ちゃんに捨てられました(´;ω;`)
最後に、DNAとは何か?をかんたんに説明頂いて、講座は終了。
(°▽°)(*'ω'*)「すっごく楽しかった!!!」
2人の感想。
まあ、細胞とかDNAとか意味なんてなーんもわからないだろうけど、理科の入り口をすこーしだけ覗くことが出来たかな?と思います。
母自身も大変楽しめました。(失敗したけれど)
またリベンジしたいです( ̄▽ ̄)
科学館、楽しい経験をありがとう。
また来ます(年パスを買っているのです)
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