スパルタ母と兄妹たち(2023終了&2024)

2010年生まれの兄と2012年生まれ(早生まれ)の妹の中学受験準備の日々を記録します。

国語の勉強法についておばあちゃんに聞いてみた

◼️学習法の参考になるもの


学習方法を考えるとき参考にするものといえば...

① 塾の先生のアドバイス
② 市販の書籍
③ 自分の経験

と言ったところでしょうか。


①は実は相談をしているのですが、頂いたアドバイスはなかなか私が言われた通りに実行できておらず...兄妹の国語力が違いすぎて同じ家にいてあのアドバイスを実行してしまうと、お兄ちゃんに多大な劣等感を植え付けかねないのです。やり方次第でしょうけれど。


②はちょこちょこ読みました。が、線の引き方とかテクニックの前に、設問すら読めていないお兄ちゃんは適用するレベルにないというか、そこに至る前の問題なので使えておらず。


③は論外。勉強は漢字と古典の語彙くらいしかやらなかった私に国語の指導とか無謀すぎます....。


①と②はいずれ活用する日がくると思いますが、その前段階として今この時点で何が出来るか??


母( ̄◇ ̄;)
「誰かに相談しよう....」


子供たちのお友達ママにはとても言えないし。
会社の人に言うのもなんだか違うし。
ネットのブログなどを見ても、皆さま優秀なお子さんばかりなので、お兄ちゃんが同じ方法で対応できるとも思えないし。


しかし思わぬところで伏兵(?)がおりました。

それは、おばあちゃん
母の母です。

◼️母、うっかりおばあちゃんに愚痴って自分の黒歴史を思い出す


おばあちゃんは4人の子どもを育て上げた、いわゆる教育熱心な専業主婦です。リアルにスパルタだった母です。

通信教育とほぼ自宅学習のみで4人の子ども全員を国立大に送り出しました。

....って書いて思い出しましたが、これで全員がもし東大に行っていたら、某佐●ママみたいですけれど、うちの場合は中学受験はしなかったし、残念ながら全員が全員東大に合格出来たというわけではなかったので残念クォリティですね(^◇^;)


.....って、話が逸れました。

とにかくうちのおばあちゃんも、かなり教育熱心だった人には間違いありません。
体罰とかフツーにやっていまして...、特に私は長女で期待値が高かった(?)せいか、幼い頃は1番当たりが強かったと記憶しています。まあそのおかげで(?)成績もきょうだいの中で1番良かったらしいようですが、それっていいんだか悪いんだか...( ̄◇ ̄;)今なら完全にアウトだと思われます。


とにかくです。そのおばあちゃんに、なんとなーくお兄ちゃんの話をしてみたのですが....正確に言うとちょっとうっかり愚痴ってしまったというか。


祖母(*´-`)←今はすっかり優しいおばあちゃま
「あららあぁ、そんな成績なの〜。でも、いいじゃない。算数さえできておけば、あとは時間が解決すると思うわよ」


母( ̄◇ ̄;)
「時間が解決??どういう意味??」


祖母(*´-`)
「国語はね、読書レベルがあがらないと読めるようにならないと思うの。読書レベルがあがるには、自分で興味を持って読むのを待つしかないわね」


母( ̄◇ ̄;)「.....(絶望した!!)」


すなわち本を読まないお兄ちゃんが、自ら本を読もうとする日(=精神的に大人になっていくまで)を待てですって。

そんなの待てるかぁっ。゚(゚´ω`゚)゚。
受験まであと4年ですけど!その間、指をくわえて待っていろですって...!


絶望しつつ食い下がる私。

母( ̄◇ ̄;)
「....いや、でもね、読解以前の問題で、設問すら理解していない節があるんですよ(←なぜか敬語に)」


お兄ちゃんは音読すると設問の理解は出来る(時が多い)。
音読しないと設問も本文の流れが追えないことがある。
何が書かれてあるかは読み取れても、そこから先の論理的な考察ができていない。


....そんな話をおばあちゃんにすると。

祖母(*´-`)
「目で見て頭に入ってくる文字と、実際に口で喋っている言葉の音がまだうまく繋がってないんじゃないかしら?目で文字を見るのが苦手な子ね。●●(=4番目の妹の名前)がそんな感じだったけど、模写をさせたら結構マシになったわねえ」


母( ̄◇ ̄;)
「え、何それ。初耳。模写って?」

祖母(*´-`)
「あら、忘れたの?あなたが1番最初に始めたのよ?お母さんに隠れてコソコソと。ほら、小説を一生懸命写していたじゃない

母( ̄◇ ̄;)
「......!!!!」

思い出して、固まる母。


ああああ!そうでした....!

あれは...母が小学3、4年生くらいのことでしょうか...。

好きな小説があったのですが、あまりに好きすぎて、小説の一言一句をノートに書き写すという行為を嬉々としてやっていたことを....。
まさに黒歴史.../(^o^)\


うわーうわー恥ずかしい!
今の今まですっかり忘れていたのに、よく覚えているなあ!動揺しまくりの母に、おばあちゃんは続けます。


祖母(*´-`)
「あれであなたの読解力と作文力がすごくあがった記憶があってね。筋道を意識した読み方になったのよ。そういうのを含めていい練習になるんじゃないかしらと思って、●●に物語の模写をやらせたのよねえ〜」


な、なるほど。話は分かりました。

が、恥ずかしくなった母はそそくさとおばあちゃんの前から退散したのでありました...長期記憶の扉って怖いですね。すっかり忘れていたことなのに、一度思い出すとこうも鮮明に。



( ̄◇ ̄;)
穴があったら入りたい。


それにしても小説の模写ですと。
全く発想がなかったですけれど、面白いこと言うなぁ。というか、私自身も小学生時代に何やってたんだって感じで過去の己にツッコミを入れてしまう始末でした。


そして思う。1番これ重要なんですが。

お兄ちゃんが模写なんて絶対やらないと思う。妹ちゃんならともかく。

うだうだ悶え悩むこと数十分。


( ̄▽ ̄)
....結局、塾の先生にもう一回相談することにしました。(最初からそうすりゃいいのに!)



▼思い出しついでに。
小学生の頃、模写しまくった小説。
古事記をベースにしたファンタジーでした確か。

空色勾玉 (徳間文庫)

空色勾玉 (徳間文庫)

これのハードカバー版が家にあったので発掘して妹ちゃんに見せてみたら、妹ちゃんは興味津々。
卑弥呼の伝記を読んでから古代日本に興味を持っているよう。しかし読めない漢字が多いので「また今度ねー」と言いつつ、子供達用の本棚に置いておきました。


なお、妹ちゃんが今読んでいるのはこれ。

新訳 赤毛のアン (集英社みらい文庫)

新訳 赤毛のアン (集英社みらい文庫)

小学校の図書室から借りてきたもの。
漢字に全部ルビが振ってあるから、今どき?の本はすごいですね!かわいいイラスト付きですよ。


ちなみにに妹ちゃんが赤毛のアンに興味を持ったのは、今見ているアニメのせいだと思われます。


私が世界名作劇場のアニメを見たくなって色々集めて見ているせいで影響を受けた模様。
まさか本を借りてくるとは思いませんでしたので、ちょっとビックリ。

お兄ちゃんもこのくらい好奇心旺盛だったら良かったのになぁ....比べちゃいけないと思いつつ、ため息つく母なのでした。


あ、あれ、結局、国語の勉強法は迷子のまま...どーしましょう?\(^o^)/オチがありません、すみません。



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