◼️ 漢検の合否通知が残酷すぎる件
漢検8級結果が届いていました!
兄と妹、同日同会場で10月に8級を受けました。
妹ちゃんの結果が届いた翌日に
お兄ちゃんの結果が到着。
お兄ちゃんの分は、封筒が小さい。
つまり、そういうこと。
賞状がない場合は、小さい封筒になるっていう。
全く知りませんでした。
開封する前に結果が分かるってことです。
衝撃です。
ちょっと残酷すぎやしませんか?
と思わず笑ってしまいました。
◼️ 結果の話
妹ちゃん(小1)、8級合格!
おめでとう頑張ったね( ;∀;)
お兄ちゃん(小2)、8級不合格!
もっと頑張ろう!( ;∀;)
妹ちゃんとお兄ちゃんが使った問題集:
これで一通り書きを学習。
《一歩先を行く》リーダードリル〈国語〉小学3年の漢字 (四谷大塚 リーダードリル)
- 作者: 四谷大塚出版
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ステップの書き問題だけを進めました。
- 作者: 日本漢字能力検定協会,漢検協会=
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最後に過去問します:
- 作者: 日本漢字能力検定協会,漢検協会=
- 出版社/メーカー: 日本漢字能力検定協会
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◼️ 妹ちゃんは7級の学習へ
まえのエントリーでも書きましたが、妹ちゃんは7級(小4相当)の学習を開始しています。
今のところはとっても楽しそう。
とにかく漢字学習の意欲がすさまじい妹ちゃん。
お家だけでは飽き足らず、塾や習い事に行く間も惜しんで漢検三昧。車の中ではこれで遊びます。
公益財団法人日本漢字能力検定協会 漢検トレーニング - 3DS
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今、妹ちゃんの遊び時間と言ったら漢検DSか、天才脳パズル。
この漢検DS...、
元々はお兄ちゃん用に買ったはずなのに( ;∀;)
え、お兄ちゃんですか?
お兄ちゃんのDSはポケモン三昧です( ̄▽ ̄;)
DSをそれぞれ手に持ち、ソファに並んで座った兄妹。
片や「ポケモン」と戯れる兄。
片や「いちまる」と戯れる妹。
「シュールな絵だなあ」とはパパの感想。
イヤイヤ、ゲーム大好きなパパの子供たちなんだから、ある意味正統派な絵なのかも?
◼️プロセスの話
お兄ちゃんは不合格をある程度予想はしていたようで、結果に対しては比較的あっさりとした反応。
今後どうするのか改めて聞いてみました。
すると、2月にもう一度8級を受ける、と。
今回の失敗を機に、母は漢字学習に関して反省点を見出して欲しいなと思っています。
これは特段漢字に限らず、
国語にも算数にも直結する話。
お兄ちゃんは課題を与えると作業として進めてしまう節があります。
でも実際は、何をするにしても、
答えや結論に至る思考や、知識・考え方を自分のものにして定着させるための何らかの試行があるはずなんです。
そしてそれは、各々自分に向いたやり方があるはずであり、手間がかかっても自分なりの方法を見つけて試していく必要があります。
そこを逃げて、全てをただの作業にしてしまうと何も身につきません。
お兄ちゃんと妹ちゃんの決定的な違いはそこにある気がします。
向き不向きや精神的成長差、能力差ももちろんあるかもしれません。でも少なくとも今のお兄ちゃんをみていると、能力云々だけではない。向き合い方もずいぶんと違う。
そこで聞いてみました。
例えばサッカーを引き合いに出して。
「サッカーで試合するときはさ、ただボールを蹴ってるだけでいいんだったっけ?」
兄「どういう意味?」
母「点をとるためにまず何するんだっけ?」
兄「試合だったら? んーと、相手の位置を見る。味方がいい位置にいなければばどこまでドリブルしてパスするか考える」
母「考えるだけ?」
兄「考えながら走って蹴ってパスのタイミングを見るよ」
母「うまくいかなかったら?」
兄「味方と話して作戦考えたり...パスの練習してしたり...とか?」
母「じゃあそれ、漢検でもやってよ」
兄「!? ええ?意味わかんないよ」
サッカーの話から漢検への壮大な?パス。
無茶ぶりかもしれません。
しかしサッカーだろうが、漢検だろうが、根本は一緒だと思うんです。
うまくいっていないときは、やり方がまずいかもしれないと省みてほしい。母自身にも常に言えることですから自戒を込めてお兄ちゃんと話をしました。
母はやり方や考え方や進め方をいくつか提示してきました。でも、提示はできてもそこから先、それをどう使っていくか、どう向き合うかはお兄ちゃん次第なんです。
サッカーの時はあれこれ考えてやっている。
漢検のときも同じだと気付いてほしい。
算数や国語だってそう。
そういうのが嫌なら、正直言うと、今無理して受けなくてもいいと思うんです。
勿論、親としての本音は「頑張ってほしい」なんですけれど。
でも向き合う気持ちがないのなら、時間の無駄な気もしています。
自分でやりたいって気持ちが心の奥から滲み出るくらいでないと、作業になってしまう。
妹ちゃんがやっているから自分もと流された結果だとしたら、もう無理して受けなくてもいいんじゃないかなと。
自分が心底受けたいから受ける、でないならやめてもいいんじゃないの、とも思ったり。
漢字に興味がないなら、好きな算数で何か始めてもいい。
やりたい気持ちがあるなら、もちろん応援はする!
だとしても、何もないところからどうやっていくか方法論をお兄ちゃんだけで検討してくれというわけでなく。
お兄ちゃんに合いそうなやり方が他にないか、母も引き続き一緒に考えようと思います。
でも繰り返しますが、それを使って実際にやるのはお兄ちゃんなのです。
お兄ちゃんはどうしたいか?
これからどうするか?
ちょっと考えながらやってみてよ。
そんな話をしました。
まだわかってもらえないかもしれませんけど、言ってみないとはじまらないよね、と。
内心は千々に揺れつつの、そんなお兄ちゃんの漢検顛末でした。